映画の感想⑩

昨日入れた海外からのアクセスをはじいてくれるというプラグイン、どんなもんかなぁと思っていたけど今朝見たらちゃんとはじいてるようでした。良かった~、ホッと一息。願わくば、このままプラグインの開発がアプデを続けてくれますように…。

『サブスタンス』を見ました

一言で言うと「思ってたのと違ってた」でした。予告編を何かで見た時はルッキズムに追い込まれるサイコスリラーみたいな話だと思ってたんですけど、実際は思っていたよりグロホラーでラスト30分はコメディホラーでもありました。ホント、デミ・ムーアよくこの映画に出たな…。でも面白くなかったわけではなくて、本当に予想外だったということです。以下、特に印象に残ったところの感想など。

①デミ・ムーア63歳に驚き
主人公のエリザベス(デミ)はピークを過ぎた女優で、年をとり仕事が減ってきて焦りがあるという設定でした。昔は人気だったみたいだけど今はワークアウトの番組をやっていて、それをクビにされるところから物語はスタートします。レオタード着てエアロビみたいなのやってるのもそうだけど、自宅のお風呂で素っ裸になってシャワー浴びるシーンとか、サブスタンス(分身を作る薬)を使うシーンとかで惜しげもなく裸体をさらしているんですけどね。確かにおばあさん的な筋肉の削げ方してるけど63歳とは思わなかったし、その年でこのシーンを撮影するってのがまぁすごいなと変なところで感心させられました。
顔のアップとかも多かったんだけど、皺とか皮膚の水気が抜けた感じとかが画面上すごく強調されていて(多分わざと)エリザベスの抱く加齢に抗えない故の焦りとかやるせなさとか悔しさとかが伝わってくるようでした。サブスタンスで生まれた分身がピチピチのキュートガールだったから余計にね…。
エリザベスがデート前に化粧をしてたんだけど、若さを失った自分と若い分身の差を嫌でも認識させられt何度も何度も化粧を直し、取り乱し、結局はデートをキャンセルするというシーンは怖くて悲しかったなぁ~。誰でも多少は経験してるもんだよね。鏡の前で「ここがもうちょっとこうならなぁ」っていうのは。
その分身を演じたのはマーガレット・クアリーと言う女優さんでしたが、もうピッチピチのプリプリで水なんてはじいてどっかにとんでいきそうな感じ。素の顔は可愛い系かなぁ~。私は撮影用のどぎついメイクをした顔が好きでした。バービー人形みたいで可愛かったよ。

サブスタンスについて
タイトルになってる「サブスタンス」とは分身を作る薬なんですね。ひょんなことからそれをエリザベスが受け取り、いろいろあってもう一度若返るという誘惑に勝てなくて使ってしまうんだけど、ろくな説明もないのにテキパキとそれを使い始めるところがやはり映画でしたw 見てる私は「え? 使う順番は分かるけど、具体的にはどう使うの? どうやって薬を注入するの? どうやって…???」と疑問の連続で、まぁこれはエリザベスが使うシーンを見て理解する流れになってます。細かいところを言うともっといろいろ気になるところはあるけど、本筋ではないので割愛。私が作中で一番気持ちが悪かったのがサブスタンスを使った後分身が生まれる前に、使用者の眼窩に二つの眼球が現れるところです。本当に気持ちが悪かった~。現実にあり得そうな奇形って感じでね…。
で、このサブスタンスを使うと背中がぱっくり割れて新しい自分が生まれるという流れなんですが、個人的には分身が本人とは全くの別人と言うのが解せなかったです。一人が活動している間はもう片方は眠り(?)に入るというルーチンなんですが(そしてそのルーチンを破ると酷い目に遭うという定番のやつ)、その間の記憶を共有するわけでもなく(してるのかなという感じが最初はあったけど結局は別っぽかった)、分身は好き勝手にやってる。使った本人が楽しくなけりゃ本人は「使うのやめた」ってなるし、分身は分身で人生を謳歌したいしで、そりゃ争いが生まれるよねって感じ。そして物語は悲劇へと…。

ラストはバイオハザードだった
てなわけで、最後は恐ろしい異形の化け物となり果てたエリザベスと分身のミックスされたクリーチャーが爆誕し大暴れして終わるという、なんか行き過ぎてコメディみたいになってしまったラストなんですが(私は声を失いました)、そのクリーチャーが『バイオハザードリベレーションズ」に出てくるスキャグデッドって言うクリーチャーにそっくりでした。スキャグは強くて倒すのにてこずったんだよな~。映画のクリーチャーは自滅していくんだけど、いつの世も化け物の生まれた経緯とその末路は哀しい…。

結論:ルッキズムは行き過ぎると毒

結局、若さと美しさだけを良しとする価値観は虚無しか生まないという事ですかね。年を取り円熟味を増した魅力がわからないなんてもったいないと思うけど。あと、自分の価値感の評価軸を他人に置き過ぎるのはよくないね、ってことかな。映画の中では極端に女性に偏ったルッキズムを強調してましたけど、これは男性も同じことだと思います。実際、エリザベスにサブスタンスを勧めたのは男性だったし(その男性もサブスタンスの使用者だった、いや開発側かな? いずれにせよ使ってるのは間違いないはず)。
幸い、私はカジュアルに整形するという今の流れが生まれる前に青春を送った世代だけど、美魔女とか言うのも昔あったし(あれは不自然だった)、生きている限りそう言うのは少なからず関わってくるんだろうか。悩ましいものです。足るを知る精神で生きていきたいと思います…。

っていうか、M-1やってたんだ?

さっきネットみたらM-1のニュースがあって、知らぬ間に終わってたとはショックです。毎年みてたのに~。結果を知ってみても面白みが半減だし、悩ましいな。個人的にはサンドイッチマンの敗者復活後のネタがM-1史上一番面白かったと思ってます。たまにお笑い動画流して作業するけど、笑ってしまって進まないのでやっぱり音楽がいいなってなるw と言うわけでまた作業します~ではでは。

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