今日は朝から5回も洗濯機を回して疲れましたが大物を片付けることができてよかった~! 急にあったかくなって毛布も何もかもいらなくなっちゃったから…寒の戻りみたいなのがありませんように。
源内先生~っ!!
というわけで、大河ドラマですよ! 「べらぼう」ですよ!! 平賀源内ですよ~っ!!! あんな辛い最期なんて誰が想像しましたか?! おかげで今も心が乱れていて、おさめるためにXで源内先生に関するポストを読み漁っている…。自分は号泣と言うより徐々に泣けてくるという感じです。今も泣ける。あんなに明るくて溌溂として洒落てて自由に生きていた源内先生が…最期を暗くて寒くてジメジメした牢の中で絶望と共に迎えるなんて辛すぎます(涙)。プライドが高いゆえに心の脆さが露呈してしまったんでしょうかね。敵はそこをうまく突いてきた。いや、誘導したのか。怖いぞ、一ツ橋。
源内先生は個人的にうっすら関心があり続けている歴史上の人物の一人で実際に資料館にも行ってエレキテルを回してみたりしてるので(半端なく力が必要で息が上がるくらい回さないと火花飛びませんでした)、最後は人を切り殺して獄死と言うのは知っていたけどここまで辛い最期とは思いませんでした。ヤスケンさんの源内先生がすごくいいなと思っていただけに徐々に壊れていくのが見ていて辛かったんだけど、それが何らかの薬物の影響もあっただなんて(アヘンと言われているけど…あの時代にも既に日本に入ってきてたのかは知らない、抜けで出島あたりから来てたのかもね)。やっぱり薬物はダメ、絶対、ですね。大麻もアカンよ。
加えてですね、田沼との絆がもう…まさかのおっさんずラブな展開に本当に思わず声が出てしまいました(テレビに話しかけるおばムーヴ)。いや、これはいわゆるBL的な展開というわけではないんですけど(ブロマンスかな)、とにかくこれがとどめを刺しに来たんですよ…。熱い男同士の絆!! 牢までやって来た田沼に、源内先生はどれほど救われたかと思うと本当に泣けます。そして、源内先生が最後に書いていた原稿(重三が頼んでたやつ)。殺人の濡れ衣を着せられた七つ星の龍が古い友人の源内軒と一緒に謎解きをしていくってやつ。私は知らなかったんですが、田沼家の家紋が七つ星(七曜)で意次の幼名が龍助だなんて…源内先生、しっかりと手袋の濡れ衣を意次が着せられそうになってるという事を推理してたんですよねぇ…そしてそれを晴らそうとしていた。喧嘩別れしたにもかかわらず(また涙)。意次も、一枚だけ残されたその原稿(血痕つき)を読んでなぜ源内がこうなったかを悟ったし、これ以上この件で人死にを出してはいけないと自らが忘八の汚名を着ることを選んだってのがもう…(以下、言葉にならず)。
ブロマンスが好き
自分はBLは嗜みませんが、ブロマンスは好きなんですよね。自分には絶対に経験できないことだからでしょうか、あの男同士の熱い関係性がかなり萌えます。そこに性愛が絡まないのがいい。私はダンディズムを感じるキャラが好きなので、そういう視点も入ってるかもしれません。意次と源内先生の関係性については、昨日の最後らへん、意次が重三に詰め寄られた際の「俺と源内の間には漏れてまずい話など山ほどある」と言うセリフが象徴していて「ズルイな~」と思いました。これはやられるw
話はちょっとズレますが、最近面白かった漫画の一つとして「チ。」がありますが、あの第2章はバデーニさんとオクジー君のブロマンス的な関係性が良かったと思ってるんだけど(最後はお互いに人としてリスペクトしていた)、さっそくBL的に消費されているのを見ると本当に紙一重ではあるのかな…難しい。
やはりドラマは脚本が命ですね
もちろん、そのほかにもたくさんの方が一緒にドラマを作っているわけだけど、史実の隙間からこんなふうに心揺さぶる物語が生まれるなんて…すごいなとしか。脚本の森下佳子さん、JINの脚本を書かれた方だったんですね。いいはずだ~! あのドラマもすごく良かった。特に綾瀬はるかさんの咲が素敵だった。そして坂本龍馬はめちゃくちゃイメージに合っててすごく良かった記憶。個人的に、大河「新選組!」の江口洋介さんも悪くないと思っていたんだけど、内野聖陽さんはまさにぴったりで今はこの人しかいないって感じになってます(自分の中で)。同じように、源内先生は今回のヤスケンさんで決まりだな~。多くの人がそう感じたのではないかと思うような熱演と脚本だったもんね。
あ~、しばらく引きずりそう。
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