描かなかった話

名古屋コミティアのティアズマガジンはオンラインマガジンのようです。ブルスカでリンク貼ってくれていた人がいたので目を通してみたんだけど、運営の記事を読むと驚きの事実が! なんと、今回の名古屋コミティアの落選率は40%だったそうです!! やっぱり会場の関係であんまりサークル数を増やせないみたいでした(そして思ってた通り定員程度が運営の考える”丁度いい数”らしい)。…当選率低い。サークル的にはこれは辛い。運営もこれではだめだと思ったようで、来年からはポートメッセなごやと言うところでやる予定らしいです。ここなら抽選なしでやれるとか。つまり、関西コミティアの規模に近づくってことですね。一時は運営の危機もあったとのことなので、嬉しい傾向ですね。ただし、次の回(夏?)は何か大きなイベントのしわ寄せで会場が小さいところになるみたいで、かなり参加サークル数が絞られるとのこと、参加を検討されている方は激戦覚悟ですね。健闘をお祈りします。
それにしても、そんなに一次創作の民が増えているとは(自分も最近始めた内の一人だけど)。確かに本家のコミティアなんかは毎回抽選だしね~。頼むから関西はこのまま抽選ナシで行って欲しい~落ちると悲しいから。きっと、イラストサークルがメチャクチャ多いんだろうなと推測。今でも1/3くらいはそうだし。漫画描きの皆様、奮って参加しましょう~!!

いくつかはある

で、皆さんにもきっとあると思うんですが、考えてたけど描かなかった話っていうのが私にもあってですね。こないだお風呂に入ってたら思い出したんですよ。一つは大まかですが完結まで考えていて、タイトルも主要キャラも決まってるんですが、多分一生描かないのでここでお披露目(?)して供養します。

「桃色観音」

タイトルです。ももいろかんのん、と読みます(そのまま)。高校生が主役の恋物語なので桃色まではいいけど、何で観音なんだろうと自分でも思います。ただ語呂がよかったとかだろうか? 思いついたのがまだ落書きしていた頃なので…若かったせいかな。

主人公は元気が取り柄の女子高生のA(名前を忘れたw)、その幼馴染の男の子B(これもまた名前失念、Aが好きだけど素直になれない)、中華系財閥の御曹司王花(オクファと読みます)の三角関係の物語です。
なんていうかその…財閥とか、その御曹司とか、そういう設定に若さを感じてしまいます(恥)。ちなみに、この王花と言うキャラが超絶美形で女みたいな顔しているクール男子と言う設定でした(言ってて恥ずかしい)。今なら絶対描かないキャラですが、女子たる者、やっぱり一度は通る道なんですよ…許して。で、この王花がAの通う高校に転校してくるところから物語が始まります(またまたテンプレw)。Aとの出会いは通学のバスの中でね。ちょっとトラブってAは「何、あいつ」みたいになるんだけど(さらなるテンプレ)、学校に行ったらソイツが転校してくるというね。もうテンプレの嵐ですが、絡んでいくうちにお互い惹かれ合うようになり、そこにBの思いも絡みつつ(最終的にはAを応援するいい奴になるのもお約束)、紆余曲折を経て両想いになったと思いきや家業(なんかワールドワイドな仕事してる設定だった)の絡みもあって王花はアメリカへ…。物語はここでクライマックス。Aは周りを説き伏せてなんとか単身渡米するんですが(バイトとかしてお金貯めた)、そこには王花の婚約者と言う女性がいて、Aは目の敵にされます。王花は何とかかばってくれるんだけど、そのせいもあって思い余った婚約者はAをハサミで切りつけちゃうんです。幸い、切られたのは髪の毛だけだったけど(Aはロングヘア)、Aは健気にも婚約者の気持ちにも理解を示し、不問にすると言います。それを機に王花はAと結婚すると皆に宣言するんです(今考えると短絡的だけどこうでなくっちゃと言う展開です!)。離れ離れになってた上に婚約者の件もあって不安になっていたAは、それで気が済んで日本に帰り、王花が「絶対迎えに行くから待ってて」と言ってエンド、というお話でした。
あ~、説明するだけでも変な汗かいた~w テンプレのフルコースみたいな話で字にするのも恥ずかしいけど、まぁこんなこと考えて楽しんでたんだよね。ちなみにこれ、番外編まで考えていて、それは王花がアメリカから戻って来てからの話になります。Bが活躍します。まぁまぁ熱入れて考えてた感じしますね、このお話は。

「花泥棒」

これは三国志にでてくる魏の曹操の若いころの話として考えました(当時、三国志にはまっていたのですよ…当然「魏」推しです)。歴史創作ってやつでしょうか。今なら考えもしないジャンルの話ですが、当時は三国志熱が高かったので考えたんでしょうね。で、お話。
若いころ、頭はいいけど素行が悪かった曹操は、幼馴染の女の子(この子も王花オクファと言う名前でした、この名前が気に入っていたんです、当時)が好きだったけどツンデレで素直になれない。王花も曹操が好きだけど身分違いだったので(女の子の家格が上)反対されるのが分かっていたから何も言わないでいたら、年頃になった女の子に縁談が来てしまいます。嫌だといっても通るはずがなく、とうとう縁談前日の夜になってしまいます。すると、庭のモクレンの木を伝って曹操が王花の部屋の窓を叩きました。曹操は王花に「一緒に行こう」と言いますが、王花は「絶対に捕まる」と言って首を横に振ります。本当は行きたいけど勇気が出ないのです。そしたら曹操が「花(嫁)泥棒は罪にはならないっていうだろ?」といって女の子を連れ出すのです。女の子も覚悟を決めて曹操にしがみつき、二人は夜の闇に消えていきます。二人がどんな夜を過ごしたかは秘密ですが、翌朝、曹操はこっそりと王花を自宅へと戻します。一つ大人になった二人はそのまま別々の人生を歩む…という、ちょっぴり切ない物語でした。
これは、花泥棒は罪にはならないと言う慣用句(?)から着想したお話でした。もとは能楽のセリフからきたものらしいです。花と花嫁をかけてみたりして、なかなか気取っているw でも、こっちのお話の方が今の自分っぽいなと思います。曹操、美化しすぎだけど。あと、モクレンの花って言うのが気に入ってます。個人的な話だけど、白モクレンが好きでして…あの香りが好き。そろそろ季節かなぁ~。あの花を見ると時々この話を思い出したりしていますw

というわけで、このへんで

ふいに思い出したものを書いたみたんだけど、こうやって書かないと一生日の目を見ることのないお話だったから(あらすじだけど)、これはこれでよかったな~と一人満足しています。
何で描かなかったかと言うと、当時の自分には描けなかったんです。画力的に。描き方も知らなかったし。漫画は読んでたから、頭の中にはあったけど出力できなかったって言うのがより正確だと思う。今なら「桃色観音」は描けないけど、「花泥棒」は何とかかけるかも知れない。でも歴史ものは時代考証があるからなぁ~…描いている方はすごいなぁと思います。だって、大河とか見てると歴史に詳しい人からアレコレ言われてるの目にするもんね…怖い。

ではでは、また~。ちょっとだけだけど原稿仕様と思います!

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