ただいま描き下ろし漫画のペン入れ中なんですが、ふと見つけたチョコプラ松尾のダンス動画をみて腹を抱えて笑ってしまいました。じわじわ笑えてくるんだよな~。チョコプラ、最初見た時は意味が分からな過ぎたのに見ているうちに笑えてくるという、何というか中毒性があるんだよねw あ~、お腹痛い。
添削の回答が来た!
というわけで先日書いた通りなんですが、今朝その回答が送られてきました。ドキドキしながら目を通したのですが、感想を一言で言うと「やってみてよかった」です。他を知らないので比較はできませんが、お願いした方は対応が早くて丁寧、こちらが聞きたいと思っていたことを的確に把握してポイントを押さえたコメントをくださっており、納得の内容でした。お値段(¥3000也、オプションを1つつけたのでこの値段で、基本料金はもう少しお安いです)以上の価値があったな~と感じています。もしどなたかに「受けるかどうか迷っている」と言う相談を受けたら迷わずお勧めすると思います。
一般的な話として、何事も上手くなろうと思えばその道の先達からフィードバックを受けるというのはものすごく大切で、そこから自分の改善点を明確にし、そのための方法を模索すると言う過程を経るのが重要ですよね。これって、先達の経験(これまでにその人が学んできたもの全て、とても時間と労力とお金がかかっている)を分けていただいているわけなので、それを思うと¥3000は全然高くなかったし、むしろ安めな気がしました。職種によってはボランティアでこれをやってたりもして(論文の査読とか)、そういう方たちには本当に頭が下がります。まぁ、自分のは趣味なんですけど、それでも自分で納得いくようにやりたいなぁと思うので大変良い経験でした。機会があればまたお願いしたいくらいです(するかもしれない)。
改善点と良かった点
と言うわけで、納得の添削内容ですがいくつかかいつまんでお伝えすると以下の通りでした。
【改善点】
①感情を入れる:自分でも「モノローグが少ないな」と思っていたので最近努めて入れるように心がけ始めたところなんですが、やっぱりそこを指摘されました。これって女性向け漫画としては致命的で、一番大事な感情移入ができないという事につながるので早急に改善したいです。自分で薄味だと感じているのも多分このせいで、読んでも登場人物の心情が良くわからないんですよね、きっと。何と言うか、よくわかってなかったところがスッキリしたのでこれから気を付けます。アドバイスとしては「そういう話を描く」ということでした。つまり、プロットの時点で感情を出しやすい話を作る、ということらしい。最初の時点から大修正が必要ってことですね…が、頑張ります。
あとこれは言い訳なんですけど、自分が割と感情を表に出さないのはそういう訓練をしたせいもあると思うんだよな~。当たり前ですが仕事で文章を書く際は冷静に事実を分かりやすく筋がブレないように書くことを最重要視していました。そのせいか、二次で書いていた小説も何だか散文的で情緒が死んでるみたいな話が多かった気がする。自分でも気にはなってたけど、どうしてもそうなっちゃうんだよね…。状況の説明だけで感情の説明はないというか。漫画も似たような作りになっているかもしれないな~と。でもまぁ、改善することは明確になったので後は気を付けて描くのみです。
②話の視点を定める:これは「そういう事だろう」と自分が読み取ったんですけど、確かに出張編集部でも指摘されたことがあるので、出来ていないんだろうと思います。初心者にありがちな欲張りはやめて、シンプルにお話を構成したいと思う。
あと、この流れで「青年向けかと思った」と指摘があったのにはビックリでした。絵柄とか作風なんかじゃなくてお話の内容的なことだったんですが、理由を聞いて納得。自分では全く思いもよらなかったことだったので本当に驚いたのですが、そういえば最近読んでるのは青年向けの漫画が多い…。手が伸びるのがそっち系ばっかり。つまり、感性的なものがそっち寄りになってるのでは…という気がしないでもない。人間、年を取ると性別を超越するという現象がありますが(あるよね?)、まさか自分もそろそろそっち寄りになっていってるのでは…?! コミティアで買ってくださる方もほとんどが男性だし…。いやいや、自分では絶対そっち系の漫画にはなりえないと思っているし(根っこの部分が少女漫画だから♡)、買ってくださる男性は単なる女性向け漫画が好きな方だろうと思っているので、ジャンルを変わるという事はないと思います。というか、ない(断言)。最終的に絵柄も作風もターゲット層に合ってるとは言ってもらえたので、ホッとしました。
③画面が白い:これは本当にそうで、自分でも気になっていたので聞いてみたのですが案の定でした。線も細いだけでメリハリがないし。すぐに改善できそうなところではあるので早速トライしてみようと思っています。
【良かったところ】
添削自体は辛口でお願いしていたので改善点がズラリと並んでいたわけですが、もしいいところもあったらそれも教えてください(心の安寧のため)とお願いしていたので、いくつか教えていただきました(少ないけど)。例として、コマ割りとか配置なんかは特に問題なかったらしい。完全に自己流というか、読んできた漫画でしか学んでいなかったのでそれを聞いてホッとしました。あと、人物のデッサン狂いはほとんどないと言っていただけたので、これは日々の練習が活かされたのかなと自己満足。でもまぁ、「ほとんどない」ということなので、これからもコツコツ練習を続けて「ない(断言)」レベルまでいけたらいいな~。
納得のいく回答を得るために
添削に出す際に欲しい回答が得られるために良かったかなというポイントを一つだけ。
聞きたいことはできるだけ具体的に伝える、でしょうか。私はせっかくお金払ってみてもらうので提出する原稿の事だけを聞くと言うよりは、現時点で漫画を描く際に気になってることを優先して質問しました。例をあげると「聞きたいこと=A、具体的には〇〇、××、△△…」とAの内容を補足する形で説明をし、それを事前に複数個あげておいてからサービスを購入しました。別にその原稿とかけ離れたことを聞いているわけではないし、今気になっていることは以前から気になっていたことなので結果としては満足のいく回答を得られました。回答者的には尋ねられていることが明確な方が回答しやすいと思うし、「添削者の方にお任せ」と言うのもできるらしいですがそれだともったいないもんね。
あと、付け足すとしたらシステムの使い方を知っておくことでしょうか。自分は全然知らなくてちょっと冷っとしました。添削は最終の評価までが取引完了までのワンセットというのを知らなくて評価をするのが少し遅れてしまったんですよね(落ち着ていからすればいいと思っていた)。もたつくと相手にもお手間を取らせることになるので反省でした。というか、事前に説明を読めという事に尽きるのですが…(普段から取説読まない民)。
と言うわけで、これからも頑張ります
今回の添削でご指摘いただいた点はすぐに改善できることばかりではなかったんだけど、でもまぁやることが明確になったのはとても有り難かった。できることは今描いているやつからやっていくし、次の漫画はやれることが増えたと思うと楽しいです。
添削、本当におすすめなので私同様、孤独に描いている方がいらっしゃいましたら是非検討してみてください~♪
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