ってタイトルつけといて何ですが、この時期って手帳も新しく出始めるのでソワソワ、ウキウキしますよね! 自分は注意欠陥気味なせいでスケ管に難ありのため、手帳にはこだわりがあるんです。デジタル含め色々試しましたが、結局紙の一覧性に勝るものは無しってことで今でも紙の手帳使ってます。今使っているのは「キャンパスダイアリー」のマンスリーで方眼罫のやつです。以前は手帳の高橋のフェルテシリーズを使ってました(マンスリーとバーチカルのウィークリー欄があるやつ)。やはりシンプルイズベストです。ごちゃごちゃはいらん。
今、自分が一番こだわっているのは書くところすべてが「方眼罫」であることです。字が下手くそだから方眼目だと書きやすい(気がする)。今では普通のノートも全部方眼罫のものにしています。最近は方眼罫のノート増えて嬉しい。キャンパスダイアリーは程よい大きさの方眼目と、さすがの紙質(キャンパスノートと同じ紙だそうです)ですごく書きやすく使いやすいんですよ。旅行の計画や出納の記録、創作関係のアイデア等々何でも書いているのでノート部分のページ数が今のやつだと心もとない…去年はノート部分が今の倍量のものがあったのに今年は無くなっていてすごく残念だったんだけど、来年のものにもないっぽい。ん~…でも使い勝手には勝てない…と思っていたら、ほぼ日手帳に理想の手帳を見つけてしまいました。
文具好き、手帳好きにほぼ日手帳を知らない人はいないと思いますが、一応説明すると糸井重里氏プロデュースの手帳で、一日一ページ式のたくさん書き込めてデコも自由にできて思いっきり自由に楽しめる手帳のことです。カバーも美しいものがたくさんあって目にも楽しいし、手帳の隅に書かれてる「今日の一言」みたいなやつも楽しい。合わない人には全く合わない手帳だと思いますが、根強いファンがいて結構な値段がするけど大変人気があります。私も一時使っていたんだけど、毎日一ページも書かないなぁとなって手帳の高橋に移行したんですよね(その時は創作をしていなかった)。で、昨日しばらくぶりにほぼ日の公式サイトを訪れたら、マンスリー+ノート(全部方眼罫)タイプが出ていて、しかもノート部分が171ページもあるそうで、コレはもう買い! ってなってさっそくポチりました。…まぁ、手帳本体で¥3000オーバーは高いと思うけど、楽しければそれでいいの精神です! ちなみにキャンパスダイアリーは¥500w 使い勝手だけでなくお値段も優秀ですね!
で、本題
今、なぜか本を読むターンに入っています。映画も見たいなと思うんだけど、今映画を見るとなると鬼がアレするヤツになってしまい…空き時間を有効に使いたいなと言うのもあって手軽に本を読んでる。始業前に本を読んでたら隣席の方が本を貸してくれたりして、バラエティに富んだ内容になってるのは自分でもいい感じだと思ってます(自分セレクトだと偏りがあるから)。
で、今日『盤上の向日葵』を読み終えたんだけど…ぐぁ~~~~っ(涙) こんな悲しい終わりは辛いです。なんか救いがなさ過ぎて嫌だよ~。読んでる最中ずっとどうしようもない暗い焦燥感と言うか真っ暗闇へと突き進む重さがあって、主人公の桂介が可哀そうだなって思ってたけどやっぱりそのままだった…。これは、ぜひ映画を見なければ!! と思って公式サイトのぞいてみたら、何と桂介の元婚約者というオリキャラが登場していた…。何なん、それは。いや、確かにそういう存在がいたら桂介も救われた部分があったかもと思ったりはしたけどね? でもいなかったからこそ子供時代の束の間の暖かい時間がより重みをもつのだし、桂介の孤独が浮き彫りになるのに…。
レビューを見ると松本清張の『砂の器』に似てるという感想がけっこうありました。確かに、言われてみれば構成は同じですね。あっちは音楽の才能があったけどこっちは将棋の才能があったし、不幸な生い立ちに別れを告げて若き成功者となってるところ、その生い立ちに追い込まれて殺人に手を染める(と言ってよいと思う)のも同じ。いや~、気づかなかったなぁ。個人的に『砂の器』は映画と原作の殺人トリックが違い過ぎてそっちに意識が持ってかれたせいもあると思う。映画は徹底的にヒューマンドラマだったけど、原作は東野圭吾の『ガリレオ』シリーズのような物理的なトリックを使ったものだったから、読んだ時はビックリしました。どっちも面白かったけどね。
そうそう、映画では桂介が坂口健太郎なのはちょっと甘すぎる気はするけど、好きな俳優さん(ビジュアルが好み)なので楽しみではあります。
作者の柚月裕子さんは『孤狼の血』シリーズしか読んだことなかったんですが(松坂桃李推し)、次は『臨床真理』を読もうと思います。実は、『孤狼の血』を読んで面白かったからとずっと前に買ってそのままになってたんですよね(そして雨に濡らし倍に膨らんでいる…)。この週末で読もうと思う。楽しみ~♪
あと、伊坂幸太郎の『オーデュポンの祈り』がとても良かったのでまた何か読みたいと思ってる。不思議な世界観だなと思いながら読んでたけど、登場人物は個性的だけど憎めないし、終盤に向かって畳みかけるように回収される仕掛けが小気味よくて癖になりそうな読後感でした。でも明るいの、ラストが。いろいろあるだろうけどきっと幸せになるだろうと思わせてくれるラスト。なので気持ちがいいです。伊坂幸太郎はこの本が初で、あとは映画の『ゴールデンスランバー』しか知らないのですが、これも何だか知らないけど不思議に良くて何度も見てるので、今度は小説で読んでみようかなと思う。おすすめの伊坂作品があれば教えてください♪
積読はまだまだある
「本の積読はよい、手元にあればいつかは読める」と言われた日から、私は積読を恐れずに本を買ってます。なのでわりと本棚に読んでないものがあるんだよね。高校生の頃に読んで懐かしくなって買った陳舜臣の『秘本三国志』もそう。今考えると渋い女子高生だけど、曹操と魏の面々が好きだったからさ~。カッコいいんだから。みんな頭脳派で(軍師好き)。歴史小説といえば司馬遼太郎の『竜馬がゆく』も買ってあるんだけど、どうも私は司馬遼太郎があわないみたいで2巻でギブアップしてます…。忘れてたけど、以前『燃えよ剣』を読んだ時も「面白くなかった」と言う感想しかなかったので、本当に合わないんだと思う。当時は新選組にそれほど惹かれないせいかなと思ってたけど、竜馬~を読んで司馬遼太郎がダメなんだと分かりました。大御所でもこういうことはあるんだね…読みにくいとは思わないけど(むしろ読みやすい文章だと思う)、好みは千差万別ですな。
ではいろいろ始めます
明日から一泊二日の小旅行です。いろいろ準備しなきゃな~♪
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