関西コミティアのスペース番号が発表されてからこっち、ありがたいことに公式サイト経由でこちらをのぞいてくださる方がチラホラいらっしゃいます。まぁ、どの方もトップページ見て帰られてるみたいなんですけどね(寂)。自分も同じジャンル(自スペースと近い番号の方)を中心にサイトやSNSに飛べる場合は見に行くタイプで、そこがよければ当日もスペースに訪問してみようと思うので、やっぱりトップページはちゃんとしておいた方がいいよなぁ~。自分のは言っちゃなんだけどあんまりスタイリッシュとは言えないから…気まぐれにトップの絵だけ変えてみたりするけど新しいものはないし(カラー描くの苦手)。うん、もうちょっと頑張って手をいれてみようかな。コミティア終わったらね(やらない気配w)!
応天の門20巻を読みました
19巻が出たのが1年くらい前だったのかなぁ? なのでストーリーを思い出すのに時間がかかったけど、今回は終始不穏な雰囲気で話が進み、政争の苛烈さに伴い都で緊張感が高まっていってるなと感じる巻でした。この作品では藤原基経が私の推しなのですが、今回は出番が少なくて残念です。まぁ、業平の出番が多かったので良しとしましょう。あと、伴中庸(なかつね)はいい人だから不幸になって欲しくないけど…大丈夫なんかなと言う心配が消えません。火事の後始末のお話が、初期の「応天の門」らしさが合って懐かしかったです。
一年待った割に話が進まなかったのであんまり感想がないんですが…この漫画は平安時代のちょっとしたコラム的なものが各話の間に挟まっていて、それを読むのも結構楽しいんだよね。書いているのは本郷和人さんという東大の歴史学者の方らしく、漫画の監修もされているそう。本職の方らしく専門的なこともわかりやすい文章で説明してくれているので、そのうち本としてまとめてくれるかもしれないな…。そしたら買う。
平安時代より奈良時代の方が好き
なので、平安時代を取り上げたこの「応天の門」を読んでるのは自分的には珍しいことです。あとは「あさきゆめみし」くらいしか読んでないかも。すごく昔に「なんて素敵にジャパネスク」と言うマンガが人気あった気がするんだけど、あんまり読んでないですね(ちなみに、主人公に何らかの関係があった坊主が「忘却は罪だ…」とか言ってたシーンだけは覚えている、どういうシーンだったんだろう?)。雅で素敵だなとは思うけどなんか洗練され過ぎてるというか、お高くとまった感じがして野暮な私は気が引けるというか。あと、藤原が多すぎて誰が誰だか区別がつかないので大変だというのもあります(本当に何人いるんだろう…?)
そういう理由からか、京都より奈良の方が圧倒的に好きです。日本史的にも飛鳥~奈良時代が一番好きですね。まだまだ国家としての体制が整っていく最中で素朴さがあるというか、シンプルだけどその分ダイナミックさがあり、同時にミステリアスな感じもあります。まぁ、自分史上一番好きな漫画である処天の影響はあると思いますがw でも、この時代で一番好きな歴史上の人物は藤原不比等です。大宝律令の立役者でもありバリバリの切れ者と言うイメージがあるんですが、これは長岡良子先生の古代幻想ロマンシリーズの影響ですw このシリーズは古代ロマンファンタジーなんですが、多分、長岡先生も不比等(と、多分天智天皇)のファンだと思うんですよね。かっこよく描かれているので。私が学生だった頃に知った漫画ですが、その頃でも古めだったので今はもうだいぶ古くて本屋では見かけないのが残念です。もっとみんなに読んで欲しいし、不比等について知って欲しいのに!
話がそれちゃいましたが、「応天の門」は面白い漫画なので歴史ものがお好きならお勧めしたいです。私など読んですぐに太宰府に行き、道真ゆかりの場所を見て歩いて「あの道真が都を思って泣きながらここに来たのか」など思うなどし、続けて京都の北野天満宮にお参りにいったりと、割とハマって聖地巡礼(っていうんでしょうか、これも)してるので。その時に、聖地巡礼って楽しいんだなって思いました。まぁ、旅はテーマがあった方が楽しいということなんでしょうけどね。
新たに聖地巡礼の旅に出ようかと計画中
7月からちょっと忙しくなる予定なので、6月中に2泊3日くらいで検討しています。まだ、どこにしようかな~と言う段階ですが早めに決めたいですね。奈良の事を書いたら、奈良に行きたくなってきたかも。ん~、九州もいいな。旅は計画中が一番楽しかったりするんだよな~。まぁ、お財布と相談ですねw
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