自分の課題を知る

以前、ココナラで漫画の添削をしてもらったことがあるんですが、その方が過去にサービスを利用した人限定でプロットの添削をしますというサービスをしているのを見つけたので使ってみました。以下、その感想です。

やっぱりキャラ作りが課題

ずっと思っていて、最近特に気になっていたことなんですが…やっぱりそうでした。気になっていたのでそこは質問していたのですが、案の定、「キャラの設定は出来てるけど内面があまり見えない」という事でした。これって、私がビビった某編集者の質問箱にも書いてあった気がするんですよ。キャラを深堀りさせると設定だけ増えていって人物像自体は全く深まらないパターン。私のもその類だったみたいで、ストーリー自体に破綻はないしキャラ自体も不自然さはないものの、読者が共感すべき点が見つからず盛り上がりに欠ける、と言う講評でした。

私の描くお話って薄味だなと思っていたけど、諸悪の根源はここにあったのか! とようやく理解できた気がします。キャラの行動に動機がないということに、指摘されて初めて気が付いた。動機不在はミステリーなら上等の謎解きにつながるかもしれませんが、恋愛モノには必要不可欠ですよね。キャラをストーリーに当てはめて動かす感じも、このせいだったのかなと思うと納得できます。

あと、エピソードを絞って描く必要性と言うのも理解しました。今回はちょっと長いお話(おにぎり漫画のような形)で描こうかなと思っていたものを読切向けにアレンジしたプロットだったんですが、入れ込んだエピソードが多かったみたいです。プロットが即席だったのも影響してるとは思いますが、主な理由はキャラ作りのせいだと自分では理解しています。キャラの行動の背景にある動機を考えておくことで、より効果的なエピソードはどれかを自然と選べるのではと今は思ってる。

あと、漫画を描く際の視点が自分中心なのもちょっと修正が必要かなと思い始めました。これは、楽しいから描いているという部分ではなくて、読み手に何を感じて欲しいかを計算して物語を作ることを意識する必要があるという事です。今までは描きたいから描くという事しかしてませんでしたが、漫画って読み手がいて成立するものですしね…反省。

漫画を描くって難しいんだね

好き勝手に描いてた頃には分からなかったことがわかるようになってくると、徐々にそういう気持ちになってくるのは道理ですね。でもまぁ、方向性が見えていれば進むのみということで。

自分の中でも、趣味でどこまでやればいいのかと言う疑問はあるにはあるんだけど、今は楽しいと感じているのでしばらくはこのまま頑張ってみようと思います。

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!